2018年1月21日

この冬の更新について。

「風のV7 ―バイクライディングin北海道Ⅱ― 」をご訪問いただき、ありがとうございます。
2018年が始まりましたが、当ブログ管理人(樹生和人)は、ここのところ、公私ともに忙しく、例年のようには更新がままならない状態です。
2007年に前のブログを立ち上げて以来、バイクに関する記事を書き、アップしていくことが自分の楽しみでもあり、リズムを作ることでもあったのですが、昨秋からの忙しさは、その時間と精神的余裕さえも、なかなか与えてくれないようです。
シーズンインの4月ごろまで、もしかしたら全く更新できないかもしれません。



ただ、記事を書くことが楽しいというのは変わっていません。今、こうして書いているだけでも、少しほっとするところもあり、可能な範囲で、短い記事をあげていくことも、できればしていきたいと思います。

ライダースクラブ 1987-1 表紙

時間を見つけては、少しずつ昔の『ライダースクラブ』の記事を読んだりしています。
時間を止めたり、懐かしんだりするのはよくないのは知っているのですが、モーターサイクルの存在と社会のあり方まで、真剣に考え、ニューモデルを実際に走らせ、開発陣に会って話を聴き、さらに、批判すべきときははっきり批判していた、当時の『ライダースクラブ』のジャーナリズムのあり方に、改めて感動を覚えることも多くあります。

じっくり考えることが減っている感じのするこのごろ、特にこの数年は、あらゆる話題、分野に関して、反射的、感情的に反応してしまい、長いスパンで考えていくような言説が著しく減ってきているように思えます。

私の大好きで大事なモーターサイクルのある暮らし
(=バイクライフ)。
バイクと走っていく歓び、バイクを趣味として、世界観を広げ、
魅力的な人たちと出会っていく(実際でも本やwebの上でも)歓び。
そうしたものを、これからも大切にしていきたいと思います。

さまざまな分野で働き方改革が言われ、過労死や過労自殺もやっと問題になってきたこの頃ですが、こうした傾向は、ずっと悪化の一途を辿ってきたように感じています。私の周りの人たちや、私自身の状況も、その日本の大きな流れのひとつなのだと思います。

ゆっくり、じっくり。

昨年書きかけで止まった記事もいくつかあるのですが、
2018年、ちょっといいかげんになるのを自分にゆるしつつ、ぼちぼちと、
北海道から、モトグッツィV7と走っていくバイクライフのレポートを
今年もお送りしたいと、思っています。

北海道、札幌市近辺は今年は例年よりも雪が少なく、雪まつりでの雪不足の心配なども(足りないときは他から運んでくるので、開催自体は問題なく大丈夫なのですが)聞こえてくるようです。
少しずつ、日が長くなりはじめ、大寒の頃とはいいながら、春がもう、少しずつ近づいてきていることを、ライダーたちは感じています。

春遠からじ

今宵も夢の中で、ワインディングを駆け巡ってみたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 樹生さん
    こんにちは。
    すっかりご無沙汰してしまって、久しぶりのコメントになりました。
    以前にも増してご多忙のご様子、どうかお身体にはお気をつけくださいね。

    ゆっくり、じっくり
    バイクとの付き合い方にしてもblogにしても、私もそれでいいと思っています。

    走りたい時、走りたい道を。また、見たい景色を求めて。

    色々なしがらみから、自分の思い通りにできることもまた少ないですが。
    でも、そこから感じるバイクとの関係、人々との出会いや語らい、季節や土地の風景。。。
    そうしたものを、これからもマイペースで楽しみながら。
    また無理せずマイペースで私もblogに綴っていきたいと思います。

    これからも、V7・ゆきかぜ との語らい、北海道の風景や暮らし、時にはフィクション。
    樹生さんの投稿、楽しみにしています。

    あ。
    1月も下旬に入ろうかというこんな時期ですが、今年もよろしくお願いします(笑)

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  2. Hiroshi Mutoさん、こんにちは。
    ありがとうございます。

    今や、ブログはウェブ媒体としては
    ツイッターやインスタグラムと比べると
    「じっくり型」のようになってきました。

    反応速度よりも、中身のひとまとまりを生かすような
    そんな感じになってきたように思います。

    いや、もっと早い(速い)メディアが主流になったということ
    でしょうか。

    人生のステージを少しずつ進むにつれて、自分をめぐる環境も
    自分自身も少しずつ変化し、
    当然、バイクライフも変化していく。

    時を止めるのではなく、
    そうした変化も自然に受け止めつつ、
    バイクライフを楽しみ、
    ブログでも発信できていければいいなと思います。

    Hiroshi Mutoさんのブログも、最近コメントできていませんが、
    拝見しています。

    今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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