2015年11月1日

秋の桜を見に。(1)

205/11/1 8:13
11月1日、日曜日。はれ。
今日は走りに行くことにした。
9月10月は仕事が忙しすぎ、また、つらいことが多すぎた。
あの桜を見に行こう。
そう決めて、ゆきかぜを起こした。

ガソリンスタンドで満タンに。積算走行距離は13497km。
気温10℃。
防寒をしっかりして家を出た。

205/11/1 8:17
街の空はもう、冬の色。
陽が当たると、枯れ色の木々が輝いていた。


国道5号線を小樽へ。
そのまま通過して、忍路(おしょろ)海岸まで来た。

205/11/1 9:20 (クリックすると少し大きくなります。)
日本海も秋と冬の間の表情。今日はこの季節としてはとても穏やかだ。
国道5号はこの区間、断崖と海との間を行く。
北海道の日本海側の海岸線は、だいたいこういう感じだ。
厳しい海。その厳しさが、魚介や海藻の豊かな恵みをくれた。

205/11/1 9:20 (クリックすると少し大きくなります。)
光を浴びた崖の面は明るく輝いているようだった。
もう、太陽は冬の位置だ。低く、横から奥まで光を貫くように。

この道は国道から忍路海岸の方向へ入る道。
そのまま抜けていくことにした。


205/11/1 9:25 

すると、こんな細い裏道みたいなところを通り、国道ではなく、広域農道、通称フルーツ街道へ出る。
しばらく、そのまま余市方向へ進み、道道753号線を南下して、赤井川村へ向かう。
「プロヴァンスの丘」と名付けられた農園地帯を行き、道道36号線と合流し、冷水峠へ。
トンネルを抜けずに旧道の峠を駆けのぼった。


2015/11/1  9:50 (クリックすると少し大きくなります。)
峠から、赤井川のカルデラ盆地が見えた。


2015/11/1  9:50 (クリックすると少し大きくなります。)
おだやかな盆地、山々の連なり。
射し込むやわらかな陽射しは冬のもの。

僕の大好きな赤井川村。
カルデラ盆地の中へ、下りて行こう。 (つづく)

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