2015年3月7日

家族の時間



大学へ行っている子どもが、就職活動のために一時帰郷してきた。
もう3年生も終わりだ。
家族3人で夜、喫茶店へ行った。

大学の授業の一環でベトナムへ現地調査へ10日間行き、そこから直接我が家へ帰って来た。
ベトナムは連日36度から38度くらいあったそうで、大学の仲間が熱で倒れてしまったりする中での調査活動をしてきたらしい。

大卒の就職活動は今年から3年の終わりの3月から活動が解禁になった。
子どもも、いろいろ考えて活動するようだ。


リクルートスーツ(最近では就活スーツと言うらしいが)も、あまりぼろぼろではいけないので、新調した。
今年は紺よりも黒が流行りと店の人から聞いて、紺が絶対と言われていた時代の父親としては、へえ~、と、隔世の感があった。
ちなみに自分は紺の時代にチャコールグレイのスーツだった。これは今では「黒」というらしく、このあたりも隔世だ。


最近では親が口出ししすぎて就活がうまく行かなくなることも多いのだとか。
子どもの人生は、もう子ども自身でしか、切り拓けない。
親は金を出すのみだ。


僕の仕事もこの週末も休みなく。
妻も実家の母の具合が少し悪く、広島と札幌を行ったり来たりしていて、
3者三様に忙しく、疲れている。

今夜は、久しぶりに、子どもが大学へ行くために我が家を旅立つ前日に行った喫茶店へ、家族3人で行った。

くたくたの3人だが、時間の流れをかみしめて、それぞれの今を確認するような、でもおいしい珈琲とケーキでやさしい気持ちになりつつの、そんな夜になった。


明日の日曜は、僕と妻は仕事。
子どもは就活とベトナム現地調査のまとめレポート作成で、朝から晩まで忙しい。

慌ただしい季節。

だからこそ、ひとときのゆっくりした珈琲タイムが、とても有意義に感じられた。

また、頑張ろう。
互いに、倒れないように、無理しすぎないようにして。


2 件のコメント:

  1. KAORI2015年3月8日 12:05

    樹生さん こんにちわ。
    家族そろって水入らずのお時間は大人になるにつれ、貴重ですよね。
    聡明で暖かい気持ちが画面から伝わってきます。

    ベトナム、、、ドンムアンや今はスワンナプーム空港をいつも
    利用していましたので、沖縄を過ぎてはるか洋上を進むと、
    インドシナ半島の海岸線が見えるポイントがあって、覗き込むと
    いつもこの半島に沿って 常夏の雲がたなびいています。
    苦手な機上で、資料を酔いながら目を通しての往路でしたが、
    ここから、東南アジアなんだなといつも思いました。
    よーしがんばるぞ~と元気を出しました。
    これからは若い人の時代です。
    頑張って欲しいです。私からもエールを。


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    1. kaoriさん、こんにちは。
      ありがとうございます。
      子どもは、大学で能登半島の先端の村に行ってたみたり、アメリカへ行ったりヨーロッパで調査したりと、
      なんだかいろいろと駆け回っているようです。

      こどもも21になり、今年で22になります。
      自分の大学生時代を思い出し、時が一回りしたのだなあと思います。

      親の介護も始まり、また人生の次のステージが始まったようです。
      このステージでも、できるだけバイクとともに、生きていきたいと思っている私です。

      kaoriさん、息子へのエール、ありがとうございます。

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