2015年1月25日

V7(1972)inDAYTONA 動画 根本健氏のAHRMAチャレンジ。

(MOTOGUZZI V7SPORTでデイトナを走る根本氏、写真は根本氏のブログより。)
10月18日の記事で、根本健氏のデイトナヴィンテージバイクレース参戦のことを書きましたが、
その様子が、「ライディングNAVI」にアップされました。

1972年製のMOTO GUZZI V7SPORTで14年間参戦し続ける根本氏。
今回の動画は車載カメラの映像がメイン。
8分55秒にまとめられている。



元々のYouTubeの「ライディングNAVIvol.354「ネモケンのDAYTONAチャレンジ2014」は、こちら。
MOTOGPの車載映像やスーパースロー映像に慣れてしまうと、バンク角にしても、バトルにしても平和に見えてしまうのだが、実際にデイトナのオーバルを走る区間と、インフィールドのコーナー中心のところを走る区間とでの世界の違いには驚く。最高速の違いはあるにしても、こんなに直線で長い時間全開にするのかと、驚くことしきりだ。
これでは焼き付きの恐怖とも闘わねばならないだろうと、そんなことまで考えてしまう。
(昔のレースではよく見かけた「焼き付き」。最近の電子制御満載のマシンでのレースではほとんど見かけなくなった。)

なんだか昔のホッケンハイムを思い出すような、直線高速区間とコーナリング区間のはっきりした色分け。
根本氏は31度バンクの上段を時速270km/hで駆け抜ける。

スタート直後の密集の中で追い越していくシーンや、前走者とのラインの違い、ブレーキのタイミンク、アクセルのタイミングなど、自分が運転しているつもりで見ると、相当に面白い。

そして思う。
ああ、やっぱりうまい。
根本氏のV7は縦置きVツインエンジン・シャフトドライブ。ひとりだけラインが違うのはそのせいもあろうが、S字で追い抜くときのラインなんかは、おお!と興奮した。
根本氏の提唱する「向き変え」も、スパッと行っている。力んでしまうとタイムが落ちるのだと、何年か前のデイトナチャレンジの時に言っていた根本氏。最も効率のよい入力。無駄なく、スパッと入力するのがV7で速く走るコツなのだとか。

また、マシントラブルが起こった時に、敵味方なく、協力してくれる仲間たちがいること。
安全を確保しながらも、全力で勝ちに行く、レースとしての楽しみ方。
大人の楽しみ方だなあ…と思う。

「齢を重ねても、常にチャレンジ。
 熱くさせてくれる仲間たちがいる限り、ネモケンのデイトナチャレンジは終わらない。」
(上記動画のナレーションより。)

本当に楽しそうだなあ…。

そうそう、V7レーシングマシンの排気音も聞けます。いい音だね!

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