2014年9月15日

9月の空(7)知床峠上る


国道334号線、知床峠は、北海道を代表するワインディングロードの一つだ。
宇登呂、羅臼の半島両側の港町を、標高740mの知床峠を越えて結ぶ。
宇登呂側は中速~高速コーナーが続き、羅臼側はヘヤピン、S字の低・中速コーナーが連なる。
日没が近い知床峠をゆきかぜと駆け上がる。



あんなに交通量が少なかったのに、峠では3台の車の後ろを走った。
イエローライン(反対車線へのはみ出し禁止)区間では、追い抜かない。
走りを堪能できないことは残念だが、ここは割り切って車間をとり、気色を楽しみながら登ろう。
道はどんどん標高を上げていく。


空に月が出ていた。
今日の月は13夜。あと2日でかぐや姫が月へ帰った、「中秋の名月」だ。



イエローライン区間が終わり、追い越し可能になった。
峠は晴れているところと、雲が流れているところが分かれている。
風は強風というほどではないものの、結構速い。
気温は低下。
途中のストレートで車が道を譲ってくれた。
挨拶して、抜かれてもらう。



ストレート。正面に羅臼岳が見える。でもまだ5合目付近だ。
今からさらに上る。



峠道から根室海峡と国後島が見える。

一気に登り、途中標高650mの見返り峠というところを過ぎると、登り傾斜ゆるやかになる。
尾根沿いを上りながら、知床島へ目指す。
あと、標高で90mの登りだ。


一部、補修工事をしていたが、知床峠の道は広くて路面も走りやすい。


さらに標高を上げて、一気に峠へ。

夕日に間に合うだろうか。


ゆきかぜ、走りは快調。
最大出力50psに不足は感じない。
速すぎず、思い切り走らせることもできて、ちょうどいい。
ハンドリングは信頼でき、ライン変更の自在さは同じペースでも余裕を与えてくれる。



雲を被った羅臼岳。
さあ、峠はすぐだ。



着いた。
9月6日午後5時11分。
夕方の知床峠には、バイクの姿はなく、それでも車が2,3台停まっていた。



来た道を見返す。




国後島が見える。
鳥が飛んでいる。
対岸の崖はここからも見える。


西の空。
雲の向こうに夕焼けが見える。
夕日には、間に合ったようだ。(つづく)


2 件のコメント:

  1. こんばんは、初めてコメントします。
    綺麗な夕暮れですね、雲とのコントラストが美しい!
    ほんと写真と文章が素敵です、なんかかっこいいわ~

    この間からHondaの50PS2気筒の乗り始めたリターンライダーです
    購入検討時にV7ストーンと迷いましたが、価格・大型初めてのリターン…
    結局、Hondaで落ち着きました(笑) まだ1200kmしか乗ってないですけど
    疲れなくてトルクフルな良い単車です

    秋の北海道を走ってみたいなぁ、ではでは

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    1. 紫電改さん、はじめまして。
      ようこそいらっしゃいました。

      ライダーカムバック、おめでとうございます。
      この間からリターンしてもう1200kmとは、楽しんでいらっしゃいますね。
      以前はいかに高出力、高性能かを競っていたバイクメーカーも、
      もう、十分なパワーは得られたとして、単気筒、2気筒、3気筒、4気筒、6気筒など、
      さまざまなエンジン形式でそれらの特性を生かし、いかに楽しいバイクにするかに
      開発の中心が移ってきているようです。
      紫電改さんのホンダも、私のV7も、その流れの中にある一台ですね。

      お互い事故に気をつけて、安全に、バイクで走る楽しさを満喫できたらと思います。
      秋の北海道、ツーリングにはとってもいいですよ。
      いつかおいでください。

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