2014年6月3日

若葉薫る。(3)

晴れた空の下、前回の場所から、いったん丘をおり、尻別川にそって少し北上し、
別の丘に登って行きます。
しばらく森の中を行く道を走り、森を抜けると、突然眺望が開けます。
さらに少し丘を登っていくと。目的の地点に到着です。


2014年5月31日 11:29AM  京極町
着きました。
以前は私も「秘密の場所」と呼んでいたところです。今ではツ―リングマップルにその場所が載り、「望洋の丘」と名前もついているので、もう秘密とは言えなくなりました。

しかし、この場所は、何回来ても、いつきても、広さを感じさせてくれる場所です。
どこまでも広がる緑の大地と羊蹄山の姿が美しく、
そして渡る風が、やはり気持ちのいい場所なのです。




視線を左に振っていくと、さっきゴルフ場の近くの道で見た尻別岳がその姿を見せています。
二つの山がきれいな稜線を引いて連なり、見渡す限りの森が広がっているように見えます。
もちろん、この景観には入らない、丘に挟まれた平地には道があり、家があり、街があります。
そして畑が広がっています。羊蹄山の裾野には、その畑のパッチ模様が見えています。

しかし、全体としては、まるで豊かで穏やかな自然の台地そのものを展望ているような気分になるほどに、この風景の広がりは、特別です。

ちょっと風景だけの写真も見てみましょう。



こちらが羊蹄山。手前の草原は、大きな牧場です。
草原は牧草を育てている畑ですから入ることはできません。



こちらが尻別岳側の眺望です。秋には、見渡す限り紅葉、黄葉して、その鮮やかさには息をのむほどです。
手前の丸くしげった樹も真っ赤に色づきます。
本当に広く感じます。

広さと言えば、開陽台から眺める地平線まで続く大平原や、十勝の日勝峠や扇原展望台から眺める、本当にまっ平らで、どこまでも広がる気色の方が見渡せる面積としてはたぶんずっと広いのですが、この土地にはなにかそれとは違った広がり感があります。


風景を眺めるsan-chanさんご夫妻。
鳥の鳴く声が聞こえてきます。
うぐいすのような声もあります。山ばとのような低い声も聞こえます。
声だけでは名前の分からない、小鳥系の高い鳴き声も聞こえてきます。

san-chan奥様は、ベイツの革のピンホールメッシュジャケット。アルパインスターのレーサーブーツ。膝には外付けのハードプロテクター。

san-chan旦那さんは、ハーレーダビットソンのカットオフしたデニムのチョッキ。その下に革のダブルライダース。
やや長い髪。サングラス。広い肩幅、逆三角のシルエット。
渋い!かっこいいですね。


あら?こんなおちゃめなところもあるんですね。奥様に対してピース、ピース。
連発してました。


タンポポは満開まであと少し。
並んだsan-chanご夫妻のバイク。
バイクも仲好さそうですね。

羊蹄山の右肩、向こうに見えているのはニセコ連山です。雪が残っていますね。




旦那さんのバイク。
どっしりと、力強いハーレー。
アイドリング時の深くゆっくり回るハーレー独特のサウンドは3拍子。



奥様の赤いバイク。カワサキの650。
新しいツインエンジンは水冷バーチカルツイン。
カワサキの水冷ツインは、丈夫で高回転までよく回り、非常に評価が高いです。
ちいさくチャーミングで、でも、走りはすごい。そんなバイク。



予告記事にも載せた写真です。小鳥の声がずっと響き、どんな鳥だろうときょろきょろしていたら、近くの枝に止まっていました。とても大きい大きい羊蹄山をバックに、凛として、負けていないね。君。

若芽も美しい木の枝です。



さあ、名残惜しいですが、そろそろお昼時。
お腹も空いてきました。
お昼を食べに、移動しましょう。(つづく)

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