２０１３大晦日

今日は12月31日、大晦日。
雪も小康状態のようです。
空は晴れ、雪山が輝いて見えました。

今年は、
18年間乗ってきたＧＰＺ１１００を降り、モトグッチＶ７スペシャルに乗り換えました。
そして2007年2月から書いてきたブログ、『聖地巡礼―バイクライディングｉｎ北海道―』の更新を停止してこちらのブログを開設し、新しいバイクライフをスタートさせました。

しかし、仕事が忙しく、ほとんど休日も取れないような状態で、走りにもあまり行けず、今年のＶ７の走行距離は３５００ｋｍ余り。
この10年ほどの中では最も走行距離の短い年となりました。
仕事のこと、社会のこと、北海道のこと、日本のこと、世界のこと…。
今年は本当にいろんなことがあり、いろいろと考えさせられ、また落ち込むことも多かった年でしたが、このブログでは、バイクライフに限って、発信していきましょう。
バイクライフもまた、世界と無関係ではいられません。ライダーもまた、バイクを通して世界を感じることになりますし、バイクを降りれば、職場で、街で、家庭で、それぞれの立場から世界を感じ、世界とかかわって行きます。
しかし、この場ではそれは極力しないようにしましょう。
バイクはバイクとして、できるだけ考えていきたい気持ちです。

さて、Ｖ７は、予想以上によく走り、壊れず、普通に使えました。
イタリア製だから…ということもなく、日常的に普通に使えるマシンだと思いました。
そして、束の間の逃避行に走りに行ったコースは、片道２５ｋｍの、市街地を抜け、小さな峠を越え、郊外を少し走る、道。
時間が取れなく、いつも同じ道を走ることになってしまったのに、こんなに飽きずに楽しい走りができたのは、Ｖ７のおかげだと思います。飛ばしても速いですが、全然飛ばさなくても、普通に走っているその操作感そのものがとても楽しい。これはホントに素敵なマシンだと思いました。

一緒に過ごした時間は短く、馴らしも終えたばかりで、まだまだこれから付き合いを深めていくことになると思います。
ロングに行くのか、峠の快走か、通勤マシンか、林道アタック（＾＾；）か、のんびりツーリングか…。

それはわかりませんが、なにはともあれ、こうして年末を無事に迎えることができたことに感謝し、
また、本ブログをご覧いただいた方々の、来年の御多幸をお祈りして、今年の締めといたします。

今年一年、ありがとうございました。
みなさま、どうぞ、よい年をお迎えください。　

樹生和人（たっき　かずひと）