2013年7月4日

羊蹄・洞爺ふらり散歩(4)

道の駅『230ルスツ』にやってきた。
北海道の道の駅では、近くの農家の作物を直売しているところが多く、人気となっている。
有名なのはニセコの道の駅だが、この『ルスツ230』も季節ごとに採れたての野菜が格安で買えることで人気だ。
ちなみに「230」とはこの道の駅の面している国道230号線のことだ。



ゆきかぜに乗って、まだ一度もタンクバッグを使っていない。
いずれ、使うつもりなのだが、さすがに馴らし中にタンクバッグの擦り傷をタンクに大量につけてしまうことは気が引けた。(僕はいろいろ対策しても、結局バンバンに擦り傷をつけてしまうのだ。)
初めてのバイクの時から、僕は走る時にはタンクバッグを付けていることが殆どだった。
バッグの上面に地図を入れ、それを見ながら、脇道や田舎道を探して初めての土地を行くのが大好きだった。
今は、馴らしということもあり、もう何回も通って地図の要らない道を走っている。
だから、安物のデイバッグを背負って、そこにタオルだの雨具だのを入れて走っている。
ほぼ空身だから、少しの野菜くらいは買って帰れるのだ。


さて、今日買ったのは、ジャガイモと、ゴボウと、朝もぎのアスパラガスだ。
合計380円は安い。しかもその味は、信じられないくらい旨いのだ。
凝った料理法がもったいなく感じてしまうほどに(そう思うことが凝った料理に対してもったいない感想なのだが)、うまい。
アスパラは切り口からも切って数時間以内なのが感じられた。
夜、妻がベーコンで巻いて焼いてくれたら、本当に旨かった。
ゴボウは味噌汁に、ジャガイモ(メークイン)はポテトサラダになった。
これも、とても美味しかった。

バイクで野菜を買いに行く。

そんなツーリングも、時々はいい。



尻別岳を西に見て。
ルスツ村には夏は遊園地。冬は大規模なスキー場があって賑わう。
山と伏流水と、寒暖差の激しい気候がおいしい野菜を育てる。
夏本番のトウキビなどは、もう言葉にできないほど旨い。

さあ、帰ろう。
朝通った中山峠を越え、簾舞を抜けて帰る。


約300km弱。朝6:00から昼12:30までのツーリング。
ふらふらと散歩したような感じで、飛ばさず、写真撮影のためによく停まった。
シートはこれくらいではお尻が痛くなることはない。
ステップは、慣れてくるに従って逆に違和感を感じだした。
どうしてこんなに前に、しかも高いところにあるのだろう。
ブレーキング時に下半身だけで体を支え、尻をリヤシートとの段差に軽く当たる程度に下げてコーナリングすれば比較的シャープに曲がれることもわかった。
でも。やはりこのステップ、もう少し後ろ、かつ下でいいように感じる。
もう少し、体を慣らしつつ、考えてみよう。
そしてハンドル幅をもう少しだけ狭くして絞り角をわずかに増せば、今の僕にとってはぴったりくるポジションになりそうなのだが…。
まずはスタンダードを理解するまで(できるかどうかはわからないが)、ノーマルでいろいろと走ってみようと思う。

さあ、我が家はもうすぐ、昨夜から(というよりもここのところずっと続いている)肩凝りと頭痛は、今も僕を痛めつける。バイクで悪化、なんてことにならないように、気を付けてあと少し、我が家へ走って行こう。(つづく)

2 件のコメント:

  1. こんにちは、樹生さん。
    私達も今日、ニセコの道の駅へ『バイクで野菜を買いに』行って来ました。
    赤井川国道から倶知安へと行きたかったのですが、7,8台先の先導車も同じ道だったので、仁木赤井川線から5号線に出て道の駅へ行きました。
    アスパラは開店と同時に品切れになるそうで、私達が行ったときにはもう有りませんでした。
    ゴーヤ、いんげん、トマト、きゅうりと、お米パンを買い、羊蹄山をぐるっと回って、倶知安から393号線経由で帰りました。
    暑過ぎず、寒くもなく、タンデムシートで景色を楽しんでいた私です。

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    1. ぷるぷるさん、こんにちは。
      仁木赤井川線は稲穂峠の手前に出てくる道でしょうか。あの道もなかなか味わい深い道ですね。浅く、穏やかな谷の中の川と田んぼや畑や、時々出てくる家々の連なり。そのリズムが好きな道でもあります。
      ニセコの道の駅は品揃えも多いですね。ぐるっと羊蹄山一周、ジャガイモの花も見ごろだったでしょうか。
      バイクと野菜の買い物、ミスマッチなようで、けっこう「アリ」だな、と思います。
      素敵なタンデムツーリング、今年も楽しんでいらっしゃいますね。

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